霊感少女の心温まる成長を描いた長編作品キーリ

壁井ユカコ様作のキーリという長編小説は大変面白い作品です。

文庫より発刊されております。タイトルのキーリは霊感を持つ少女の名前となっております。

この霊感少女のキーリは学校へ通っていますがある日をきっかけに霊が見える青年ハーヴェイとしゃべるラジオの兵長と出会い、一緒に旅をしていく話です。

キーリはまだまだ無鉄砲なところがある少女で、それが故に色々事件に巻き込まれてしまうことも多々あります。

最初はそれが面倒だと思っていた青年でしたが次第に心配という感情に代わっていき、少女の成長を目の当たりにして複雑な思いもでてくるというような内容もあります。

戦い要素がある小説ではありますが、キーリが青年ハーヴェイに恋心をいつしか持つようになる恋愛要素も多々含まれております。戦いだけでなくそういった恋愛要素、少女の成長、キーリによって周りを囲む人々の心の動かされる、そんな温かい内容がたくさん詰まっている小説です。

戦い物を読むのは気が引けるという方でもその恋愛模様や成長ぶりについつい先が気になって読んでしまうようなそんな小説です。

長編なのですが、最後まで読むとまた一から読みたくなる、そんな面白い小説であり、飽きることは有りません。