近代絵画の暗号を読んでみた!

最近、購入した本。

それは「近代絵画の暗号」というタイトル。

美術は好きですが、なかなか美術館で鑑賞するときにどう見ていいのか分からないなと思っていました。

わかりやすい解説が美術館で行われているか?というとそうではないですよね。

きっとこの絵にはいろんな物語があるのだろうけれど、パッと見た印象で良し悪しを決めるしかないのはつまらないなと思っていました。

この本で紹介されている絵画は9点。

たぶん美術が好きでない人も知っているという作品はこの9点の中に必ずあると思います。

フェルメール、マネ、モネ、ゴーギャンなど有名な作家の作品にも触れています。

最初のページに取り上げている作品が羅列されているので、そこで気になる作品があるかどうかチェックしても良いのかもしれません。

読んでみての感想ですが、かなりわかりやすく紹介してくれているので、絵画の見方が分かってきました。

ぱっと見て「良いな」「好きじゃない」という感覚も大切なのかもしれませんが、その絵画が描かれた時代背景を知るということはもっと大切なことなのだなと感じました。

特にマネの「草上の昼食」という作品は本当に読む前と読んだ後では印象が大きく異なりました。

それまでは、ただの高貴な人のお遊びを描いたのかなと思っていました。

森の中で裸でいる女性。

その傍らで酔っている男性。

でも、これが写真に撮られたというふうに見てみると、裸の女性はこちらをじっと見ていますし、少し恥ずかし気にも感じられます。

また隣の男性は写真に撮られるということが分かったような様子にも見えてきます。

描かれた時代を知るだけで、こんなに見方が変わるということは驚きでした。

実際に掲載された絵画を観に行きたいと思うほどです。

あんまり美術は好きではないと思っている人も、読んでみたら考えが変わってしまうかもしれません。